【10/21(金)】盗人にも一分の理(本当は三分だけど(^^;))

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盗人にも一分の理(本当は三分だけど(^^;))

今日のブログは、以前に書いたブログですが、好きなのでまたまたアップします!(というか、何度もアップしているんですけどね(笑)。)

 

「盗人にも一分の理」・・・

これ、正確には「盗人にも三分の理」。

私の一番好きな“ことわざ”です。

ただ、盗人に「三分の理」はちょっと多い気がするので、勝手に「一分の理」に変えて使ってます(笑)。

だから、「盗人にも一分の理」。

誰だって、そうせざるを得ない理由があるのです。

本日はそんな話です。

 

この“ことわざ”、「どんなことにでも、もっともらしい理屈はつけられる」という、あまり良い意味で使われないことが多いと思うのですが、、、

私は、「盗人でも、盗まざるを得なかった理由があるんだ」という好意的な(?)解釈で使っています。

 

「何であんなことをしたんだ」

何でこんなことをするんだ」

そう言われてもね~(笑)。

誰だって、ダメだと分かっていても、やむにやまれぬ事情というものがあったりするのです。

 

もちろん、駄目なものはダメ、悪いことはワルイ…ですよ。

ただ、そんなことは、みんな分かっていて、それでも、そうせざるを得なかった理由があるわけで。

それを一刀両断するのは、私はあまり好きではありません。

あっ、ちなみに、私は盗人を容認してるわけではないですからね。

自分の家に盗人が入ったら、確実に警察に突き出しますから(笑)。

 

実は、この“ことわざ”って、“個別指導の原点”のような言葉だと私は思っているのです。

というのも、個別指導塾に来る生徒って、どちらかというと、問題を抱えている子が多いと思うんですよね。

何を言っても、やる気を出さない子。

いくら教えても、勉強ができない子。

人間関係が上手く作れなくて、悩んでいる子。

家庭に問題があり、素行の悪い子。

いろいろいます。

でも、みんな好き好んで、そうなっているのではないのです。

そうならざるを得ない理由があるのです。

だから、今の現象(問題点)を良しとするわけではありませんが、その子自身を否定してしまっては、ダメなのです。


やる気のない子にも一分の理

勉強ができない子にも一分の理。

不器用な子にも一分の理。

やんちゃな子にも一分の理。

この解釈が個別指導の原点だと思うんですよね。

 

どんな子だろうと、その子の置かれている状況を理解してあげる…。

そんな想いが「盗人にも一分の理」の精神なのです。

 

また、これは子ども達だけに当てはまることではありません。

お父さんやお母さんだってそう。

子どもに厳しくあたるお母さん(お父さん)、子どものことを放ったらかしにしているお母さん(お父さん)。

そうせざるを得ない理由があるのかもしれません。

 

社員や講師だって、いや、社長だってそうでしょう。

間違った言動だったとしても、そうせざるを得ない理由があったんでしょう。

一見ダメな判断だと思われることでも、そう判断せざるを得ない事情があったんでしょう。

まずは、そう思ってあげることです。

その想いを持つことが、個別指導…いや、教育のスタートだと思うのです。

 

本日はこんなところで。

 

オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑