心が震える面談【リバイバル その101】

机に向かう人
すみません、今日も「面談力研修」ネタです爆笑
しかも、2年前に書いたものをリバイバル編としてお送りします。
マジで後遺症が残っているので、サボることをお許しください(笑)。
では、どうぞ!

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星子ちゃんの目から涙があふれてきました。
「先生、助けて…。」
目の前の先生は、頷く。
「星子ちゃん、分かった。大丈夫だから。」
私、心が震えました…。


これだけ聞いたら、何のドラマかと思いますよね(笑)。

実は、これ、弊社が実施している「面談力研修」の1シーンです。
子ども役も親役も本当になりきっているので、こういうシーンが生まれるのです。

長い間、塾の先生をしていると、大切な何かを忘れてしまうことって、よくあるんですよね。
この仕事を始めた頃は、純粋に目の前の「生徒のために」と思ってやっていたのに、いつの間にか、そういう想いが薄れていってしまっている自分がいたりするのです。

数字のためであったり、自分のためであったり…。
単なる「お仕事」になっていたり…。

ふと、「いったい、自分は何をやっているんだろう?…」なんて思ったりします。

もちろん、塾も私企業である以上、数字は大切です。
また、自分のためにやることも必要でしょう。
そして、「塾の先生」という仕事も、当然、「お仕事」です。

でもね、私は、「塾の先生」という仕事は、ある意味、「困っている人を助ける尊い仕事」だと思っています。
(もちろん、ボランティアをするという意味ではありませんよ。)

何故なら…
塾を訪ねてくる親子は必ず何かしら困っていることがあるからです。
何も困っていないのに、塾に来ることはありません。
そして、学習塾ですから、当然、勉強に関することで困っているとは思います。

学校の勉強についていけなくて困っています…。先生、何とかなりませんか?

成績が上がらなくて、困っています…。先生、何とかなりませんか?

このままでは、志望校に合格できそうにないから困っています…。先生、何とかなりませんか?

勉強しなければならないのに、やる気が出なくて困っています…。先生、何とかなりませんか?

そう思って、塾を訪ねてくるのです。

そして、その困っていることは、単に勉強を教えるだけでは解決しないことも一杯あります。

真面目に個別指導をしている先生なら、そのことはよく分かっておられますよね?

だから、その子の心の何かを変えてやらなければならないのです。

その第一歩が入会面談。
心を揺さぶる入会面談なのです。


ちなみに、今回の「面談力研修」でも、私、泣きました。
その場にいた皆が泣いていましたね。
そう、参加者の皆の頑張りに心が揺さぶられ、何とか子ども達や保護者の方を助けようとする「塾の先生」の姿勢に涙したのです。

参加者の皆様、感動を有り難うございました!
そして、この優秀な若い社員達を送り出してくれた塾長先生(社長様)、有り難うございました!

ここに、子ども想いの心ある、ステキな「塾の先生」が誕生しましたよ!


以下、「面談力研修」の後、ある参加者の方から嬉しいメールをいただきました。
許可をもらったので、名前を伏せて紹介させていただきますね。

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先日は面談力研修に参加させていただき、ありがとうございました。
本日は研修のお礼をしたく、ご連絡差し上げました。
最初の講義ではとんちんかんな回答から始まった研修でしたが、とてもたくさんのことを学ぶことが出来ました。
最初の講義で学んだ面談力の知識があったから頑張れたところも多くありました。
面談だから入会してもらわなくては、と思っていたところもあったのですが、理解して認めて信頼し合うことが大事だと思ったら、自然と入会という意識がなくなりました。
どうすれば生徒のためになるのか、保護者の不安を取り除けるのか、感じたままに行動したら、自分の課題と向き合い一歩踏み出すことが出来ました。
自信を持つことや自分の責任と言い切るところは、ずっと自分の課題だと思っていたところだったので、今回向き合えたことで日常が変わりました。
今までは特定の生徒に意識が向きがちだったのが、自分の教室に通っている子だと思うとみんなに話しかけたくなりました。
どの子の助けにもなってあげたいし、どの子のためにも頑張ってあげたいと思うようになりました。
気持ちが変わるだけで、思考回路や行動が変わるんだと驚いています。
今回の研修で、多くのことを感じ、学びました。
他の人が乗り越えた課題も自分のことのように考えて、日々成長していきます。
本当に素晴らしい時間と経験をありがとうございました。
今回の研修に参加できて幸せだと思います。
感謝の気持ちでいっぱいです。

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本日はこんなとこで。

机に向かう人
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑