【12/23(水)】生徒は辞めないけど、生徒数は増えない塾@オーラのないマッチメーカー岡田有司

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生徒は辞めないけど、生徒数は増えない塾

今日も退塾絡みの話を少々。

生徒が辞めない塾は良い塾か?と聞かれれば、そりゃあ、その子達にとっては良い塾なんでしょう。

しかし、だからといって地域ダントツNO.1になれる訳ではありません。残念ながら…。

 

【よくあるパターン1】

例えば、生徒数60名の塾さん。

「うちは生徒が辞めない塾です!(キッパリ)」

そして…

「この春はそんなにチラシをまいていませんが、生徒が20名も入塾してくれました!(キッパリ)」


で、生徒数は?

 「60名!」


あれ?何か計算おかしくないですか???

誰も辞めない塾で、入塾が20名もあったら、80名になるはずなのに、増えていない…。

とどのつまり、中3の卒業退塾が多く出たらしいのです。

えっ、これも退塾でしょ?(笑)

まあでも、百歩譲って、中3の退塾はいいとしましょう。

では次のパターンを見てみましょう。

 

【よくあるパターン2】

「うちは、退塾者は0です!(キッパリ)」

素晴らしいですね!

さぞかし入塾も多いんでしょうね?


「いや、何故か入塾は殆どないのです…。別に断っている訳でもないのに…何故でしょう???」

おっと、ちょっと待ってください。

これって、ちょっと変じゃないですか?

退塾者が出ていない良い塾なのに、問い合せがないなんて…。

 

でも、実はこの現象ってちょくちょくあるのです。

一般的な傾向としては…

退塾者が出ない→地域に良い評判が広がる→問い合わせが増える→入塾者が増える→生徒数が増える

となります。

でも、現実的にはそうならない場合があるんですよね。

この現象を簡単に言うと、「辞めるほど酷い塾ではないけど、人に紹介するほど凄い塾ではない」ということです。

で、こういう塾は、その後どうなるのか?

恐らくジワジワと衰退していくでしょうね。


確かに、生徒が辞めない塾は、「今いる生徒」にとって良い塾です。

これは当然目指さなければなりません。

でも、地域ダントツNo.1個別指導塾にしようと思えば、「今いない生徒」にとっても魅力的な塾にならなければなりません。

つまり…

「思わず、凄過ぎてお友達に自慢してしまう」

「思わず、凄過ぎて知り合いに話してしまう」

そんな凄すぎる塾にする必要があるのです。

 

だから、実際、生徒数を伸ばそうと思えば、「退会が出ない」ことが一番の要素ではないのです。

伸びる塾にしようと思えば、良くも悪くも“話題”にならなけれならないのです。

あっ、悪い話題はダメですね(笑)。

一番最悪なのは、“話題”にも上がらない状態。

人間で言うと、私のような、“可もなく、不可もなく”というタイプが一番流行らないのです(笑)。

 

皆様の塾は、学校や地域で“話題”に上がっていますか?

退塾はあまり出ないけど、なかなか生徒数が増えないなあ~と思っておられる塾様は、一度このあたりを考えてみられてはいかがでしょうか?

 

本日はこのへんで。

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オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑