【10/5(水)】先週の教室長会議で話したことを簡単にまとめてみた②(タイミングが大事)

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先週の教室長会議で話したことを簡単にまとめてみた②(タイミングが大事)

今日は「タイミングが大事」について。

商売は、人が欲している時(タイミング)に、その欲しているものを提案することが基本。

また、人間は忘れる生き物だということ。

この2つを意識して、何事もタイミングを考えて行動することが重要です。

ちなみに、昨日のブログで「スピードが大事」という話をしましたが、昨日の例は「すぐ!」というタイミングなわけです。

でも、何でもかんでも「すぐ!」というタイミングではありません。

 

例えば、紹介勧奨の場合。

「紹介キャンペーンやってるよー!」といくら案内をしたって、紹介したいタイミングや塾に行きたいと思うタイミングじゃなければ、あまり意味はありません。

だから、タイミングを見計らった行動計画が必要なのです。

まずは、「紹介キャンペーン」を認知してもらうために、「教室に紹介キャンペーンのポスターを貼り出す」「授業の最初に紹介キャンペーンについて告知する」「SNSや郵便物で保護者にも紹介キャンペーンを案内をする」という行動を取るとします。

これ、認知してもらうのが目的なら、しっかり盛り上げましょうね。

「おおー、今回の紹介特典は●●やでー!誰か勉強に困っている子がいたら、教えてあげて!でも、無理矢理紹介したらあかんで!」的な感じで、講師の先生も交えて大々的にね。

 

でも、それでは最初だけ盛り上がるかもしれませんが、そのうち忘れてしまいます。

だから、第二弾、第三弾とタイミングを見計らって、策を打つ必要があります。

そのためには、子ども達がどういうタイミングや状況で塾を考えるのか、保護者はどうなのか、それをまずは考えることです。

ちょっとヒントを与えるとしたら、保護者はテストの結果や成績表が出た時に、塾を考えるケースが圧倒的に多いですが、子ども達はそうでもないです。

友達が楽しく塾に通い出したとか、勉強が分からなくなってきたとか、定期テストや受験が不安になってきたとか、そういう成績が出るタイミングでないところで動きがあったりします。

あとは、長い間、塾に通って来ている生徒よりも新入会の生徒の方が紹介が生まれる率は高いですよね。

また、保護者が兄弟姉妹のことで困っていることがある場合はもちろん紹介が出やすいですよね。

そういうことも考えながら、「入塾後まもない時」「テスト前」「テスト後」「面談期間」にどう紹介キャンペーンの告知を再度行うのかを考えるのです。

具体的に書くと長くなるので、各教室で考えてみて!

 

例えば、授業の増コマ提案や講習会の提案の場合。

よっし!とにかく一律に増コマを提案するぞーとか、一律全員に講習会の100コマ提案をするぞーとか、そういうバカげた提案はやめた方がいいですね。

授業の状態(出来具合や進度など)を見ていて、このままだと目標の点数に届かないと判断するなら、テスト対策として追加の授業を提案する。

英単語の暗記に課題があるのなら、暗記補強ツール「モ●グサ」を提案する(笑)。

テストの結果を見て、このままだと志望校の内申点に届かないと判断するのなら、受講していない教科の増コマを提案する。

受験生の模擬テストの結果を見て、このままだと志望校合格が厳しくて5教科の底上げが必要と判断するのなら、5教科セットコースを提案する。

みたいな感じで、むやみやたらと増コマ提案するのではなく、必要なタイミングで、必要なものを提案するということが必要なのです。

だから、タイミングが大事。説得力も大事。

まあ、他にもあるけど、これくだいにしておきましょうかね。

 

ではでは。

 

オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした爆笑