人を育てるということ
個別指導塾の場合、教室の業績向上は、部下やアルバイト講師の育成なしでは上手くいきませんよね?
だから、上司は部下を育成しながら、チームを勝たせることが必要なのです。
しかし、この「育てながら勝つ」というのがクセもので、つい、ステップを間違えてしまうんですよね。
私も無意識に間違えてしまいます(笑)。
では、よく起こりがちな人材育成の間違いを書いてみますね。
1.部下を指導する→2.部下が成長する→3.部下が業績を上げる→4.教室全体の業績が上がる
このステップ、どうですか?
えっ?特におかしいと思わないって?
確かに、このステップが普通のように思いますが、実際のところ、これではなかなか上手くいかないケースが多いのです。
私が思う正しいステップは、、、
1.部下に業績を上げさせる(ように持っていく)→2.部下が自信を持つ→3.部下が成長する→4.教室全体の業績が上がる
この違い、分かりますよね?
もちろん、部下の力量によってステップに違いは出てくるかもしれませんが、基本的には、部下を成長させてから教室業績を上げようと思っているから上手くいかないのです。
考え方としては、部下の成長は業績向上のあと。
上司の力技でも何でもいいから、まずは部下に成功体験を掴ませてやることです。
それがなかったら、部下は成長するステージに登っていけないのです。
だから「育成」が先なのではなく、「成功体験」が先なのです。
実は、これ、生徒への指導でも言えることなんですよね。
生徒の自立や理解にこだわる前に、まずは成功体験を味あわせることが大事だったりします。
一度、成功体験を感じることができたら、その子は成長するステージに上がれるのです。
そう、「やったらできた!→もっと頑張ろう!」という循環に持っていけるのです。
人を育てるというのは、部下でも生徒でも同じ。
まずは成功体験を。
まあ、言うのは簡単ですが、実際にやるのはなかなか難しいんですけどね(笑)。
本日はこのへんで。
オーラのないマッチメーカーこと、株式会社WiShipの岡田でした。